5/14(土)
東京11R 京王杯スプリングカップ(G2)
注目馬
タイムトゥヘヴン
京王杯スプリングC(G2)は4歳馬以上の古馬で争う東京芝1400mのレースだ。上半期のマイル王決定戦となる安田記念(G1)のトライヤルレースとして一着馬には優先出走権が与えられる。
京王杯スプリングCは芝1400mという距離の特性上、芝1600m路線の馬だけでなく、芝1200m路線を主戦場としている馬の参戦も見られる。
過去10年の前走の距離別成績を調べると、優勝馬は1200m以下組と1600m組が5頭ずつとなっている。
複勝を含めると距離短縮組が若干優勢であるが、どちらも軽視できない。
今回注目するタイムトゥヘヴンは、父が13年のスプリンター王ロードカナロア、母が06年の桜花賞を制したキストゥヘヴンという良血馬。
前走のダービー卿CT(G3)芝1600mではメンバー最速の上がり33.7秒の末脚を発揮し、大外からの鮮やかな差し切りで念願の重賞を制した。
デビューから重賞レースを狙って出走していたためか成績は伸び悩んでいたところ、遅咲きになってしまったが、本来の姿を目にしたようだった。
今回は初の芝1400だが、距離適性は問題ないだろう。