12/18(土)
中山11R ターコイズステークス(G3)
注目馬
レッドフラヴィア
父ダイワメジャー、母系に米国血統を持つこの馬の相性が非常に良い。
前走の芝中山1600mではインを突いて長く良い脚を使い勝利。
前開催時10月の中山で芝は決して綺麗ではない状態で最内から力強く伸びた。
前残りの展開、2~3着馬は自分よりも軽い斤量であった中で最後しっかりと差し切ったのは高く評価出来るだろう。
3歳時は大きな成長という点で同世代の馬に比べ若干見劣りしたが、2021年に入りグンと力を付けた。
馬体重もデビュー当時と比べ前走は36kg増えた518kg。
今年5月の出走時が506kg、7月が514kg、10月が518kgと一気に増えた印象だが太め感はない。
純粋に筋肉量が増えたもので、それに伴い適性や長所もハッキリした。
この馬の武器の1つが安定した走法。小回りの中山や小倉で結果が出ているのも当然だろう。
前走でもスムーズなコーナリングを見せていた。
もう1つの武器が力強く長く伸びる脚。
無理してでも馬場の良い所を通らなければいけない馬と違い、馬場は基本的に問わない脚質
よりロスのない競馬が出来る事とスタートもスムーズになるため、これも中山や小倉と相性が良い秘訣だろう。
見えてきた適性距離は芝1600m~1800m。
前目につけて最後抜け出す競馬が理想なのでより相性が良いのは1600mだろう。
斤量も53.0kgと恵まれた。
鞍上は前走同様に津村騎手。
この馬の癖を手の内に入れているためここもプラスに働くだろう。
ただし速い展開は少し苦手な印象。
スムーズに好位が取れるかが焦点だろう。
重賞出走歴もなく、あまり注目は集めていないが押さえておきたい一頭。