7月4日(日)
小倉11R CBC賞(G3)
【注目馬】
ファストフォース
小倉の芝との相性は抜群で2着以内に入った時は必ず先行している。
5歳になったが衰えは見られず、逆に馬体がしっかりしてきて安定感のある歩様を見せるようになった。
重い馬場での成績がいいが良馬場でも十分に通用するしぶとい脚を持っている。
今回は3走前に同コース稍重で1:08.3秒を出した時よりも6kg減、前走よりも4kg減の51.0kgで出走出来るのは非常に大きい。
一瞬の爆発的な切れ味はないがスタミナを生かした長い脚は重賞初挑戦でも十分に通用するスピードを持っている。
血統は父ロードカナロア、母父サクラバクシンオーと完全にスピード強化型血統。
馬場を選ばない脚質も持っている。
ただし相手も強くなる中で好走する絶対条件は先行する事、3番手以内で包まれずにマイペースで道中脚を溜められれば理想的だろう。
しかし不安要素もある。
注目度が高くないおそらく最大の理由は今回が2020年10月25日以来、約8か月ぶりの出走だという事。
前走体重536kgの大型馬なので割引をされているのだろう。
しかしこの馬はテッポウでも走る馬でその点は問題なく、休養後は陣営もここに向けて仕上げてきている。
当日の馬体重が510kg~520kgあたりまで絞れているとベストだろう。
勝つまでは難しいが少額でも押さえておけば馬券的な旨味もありそうだ。